「好き」が根っこにあれば、仕事はずっと楽しめる。
新卒
三谷 昭人(35)
くろべ牧場まきばの風
家畜育成部門
入社年月:2009年4月入社 出身地:黒部市 大学:新潟県 現住所: 黒部市
[2022年3月時点]
Ryuya Sakamoto
学生リポーター
富山市出身
坂本龍哉
〈富山国際大学 現代社会学部〉
環境に関わる職業に就きたい。
INTERVIEWINTERVIEW
インタビュー
手に入らなくなったら困るもの。やっぱり食料だろうと考えた。
世の中の役に立つ仕事をあれこれ考えて、食料を作る仕事に興味を持ちました。その中でも動物と触れ合うものが良いと思い、畜産分野を中心に考えていました。高校時代、家の近くにあったこの牧場で研修を受け、酪農をやりたいと思うようになりましたが、大学卒業が近くなってきても就職は何とかなると楽観的に考えていました。そんなとき、当時の場長に「うちに来てみないか」と声をかけてもらい、この牧場に勤めることになりました。
ここは景色が良く、ゆっくり落ち着いた時間が流れている場所。
くろべ牧場からの眺めは良く、私も仕事終わりや疲れたときに景色を眺めながら疲れを和らげています。またおいしい乳製品も提供して地元に貢献できる場所になっていると思います。農産業であるため仕事内容は天候に左右されることもありますが、その変化も楽しみの一つ。冬の雪の量が多いのはもう慣れましたが大変ですね。買い物で大きな都市に行きたいと思っても、黒部からはちょっと遠いのが不満と言えば不満です。
外からのイメージだけで決めつけず、就活生には酪農にも興味を持ってほしい。
酪農はマイナーな職業かもしれません。業界のことは入ってみないとわからないこともあると思います。富山県内に牧場は結構あって、酪農家同士の情報交換も盛ん。ライバルという感じはなくて、一緒に酪農業界を盛り上げていく仲間みたいな感覚です。自分たちが試してみてうまくいった方法を紹介したり、牧草のことや機械のことなど、詳しい人にいろいろ聞いて教えてもらったりしています。
好きなことだから飽きないし、毎日の作業の中に創造性があります。
職選びの際は、社会貢献の視点と自分の興味のある分野を照らし合わせることで選択肢を絞っていきました。まったく必要のない仕事は世の中にほとんどないと思うから、その中でも自分が楽しく、これだと思える仕事を探した結果がここだったのかなと思います。仕事の大変さの中にもより効率よくするための工夫をする楽しみがあり10年以上働いていても辞めたいと思うこともなく、充実した生活を続けられています。
EVERYDAYEVERYDAY
先輩の日常
とある1日のスケジュール
お仕事アイテム
毎日のように使用している愛用のナイフ。紐を切ったり、細かく削ったりと様々な作業に役に立っています。
MY LUNCH TIME
牧場スタッフと雑談。食事は簡単に済ませます。
あるお休みの日
動物たちのことが気になって、牧場に来ていることもあります。